治療に関する適切な意思決定支援に関する指針

基本方針

当院での日帰り手術を希望して来院された患者の対して患者・家族等に適切な説明を行い、患者本人の意思を尊重した意思決定を支援した医療を行います。

意思決定支援が重要な場面

1.1人暮らしで身寄りがいない患者で意思決定が必要な場面

2.未成年(18歳未満)患者で保護者の同意のもと意思決定が必要な場合

3.患者と家族の意見が異なる場面

4.その他 患者にとって判断に迷う場面

意思決定における医療の在り方

1.医師等の医療従事者から、現状、医療行為等の選択肢、今後の予測などの適切な情報提供を行います。

2.本人の意思を最優先し、医療を提供します。

3.本人の意思は変化するものであることを踏まえ、本人と家族との話し合いが行えるようにします。

4.話し合いの内容は診療録に記録し、医療チームで情報共有します。

具体的な医療の方針決定支援

1.本人による意思決定を基本とし、家族も関与しながら医療方針を決定します。

2.患者・家族間で意見の相違がある場合は、話し合いの時間を設け、患者にとって最善な選択ができるように調整します。

3.本人の意思決定支援をした上での本人の意思確認
本人の意思決定能力は個々により違いがあります。私たちが支援することで、その能力を高めることが可能な場合もあります。意思決定能力に疑いがあっても、私たちがまず可能な意思決定支援をします。

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