身体的、精神的、経済的にさまざまなメリットがあります。
診療日には毎日日帰り手術を行い、土曜、日曜(第1・3・5)、祝日も手術を行っていますので、患者様のご都合の良い日に合わせたスケジュールが立てられます。手術後はその日のうちに歩いてご帰宅いただけます。
日帰り手術の実績
2007年10月に開院以来、これまでに3万例以上の日帰り手術の実績があります。1990年代より痛みが少ない低侵襲の手術法や麻酔法が進歩し、日帰り手術は可能になりました。当院ではできるだけこの進歩に対応し、より新しい技術を導入するよう努めています。「入院するほうが病気の治りが良い」ということはありません。安心して日帰り手術を受けていただけるようにこれからもスタッフ一同で取り組んでまいります。
日帰り手術のメリット
入院のわずらわしさがなく、時間の節約になります。多忙なビジネスマンやOL、小さなお子様やお年寄りをかかえた主婦の方々にとって、日常生活の延長線上で、それも少ない拘束時間でその日に帰宅できるのは、日帰り手術の大きなメリットです。社会復帰も早く、精神的負担も軽くできます。保険者側のメリットとして、入院費の医療費が削減される分、国が推し進める国民総医療保険料を抑えることが可能となります。病院側としても、入院手術と同等の質の医療を、日帰り手術で提供することで、患者様に選んでいただけるクリニックを実現することができます。
「All Winners, No Losers.」、すなわち患者様、保険者、医療サイドにメリットがあります。
手術後も安心していただけるように24時間体制をとっています
当クリニックでは、できるだけ体に負担の少ない、キズの小さな手術法を採用しており、術後に消毒などの必要もありません。シャワーや入浴も翌日、または翌々日と早期に可能です。もちろん手術後の経過には個人差がありますので、手術後も個々の患者様の状態に応じて、帰宅後も24時間緊急電話対応できる体制をとっています。
日帰り手術の流れ
日帰り手術の流れについてご案内します。
1外来受診
- 検査、処置を行います。(胸部X線・心電図・肺機能検査・採血 など)
- 医師、コーディネートナースからの説明。
- 手術前2週間は禁煙していただきます。
- 前日も入浴していただけます。爪を切り、男性は髭を剃っていただきます。
- お化粧はせず、マニキュア、ペディキュアをとって来院していただきます。
- 夜9時以降は絶食になります。(お水、お茶は飲めます)
- 以下をご準備いただきます。
- バスタオル
- スリッパ
- 髪ゴム(髪の長い方のみ)
- 同意書
- 入院診療計画書
- 入院治療計画書
- (個室の方は)個室利用に係る同意書
- 保険証
- お薬手帳
2当日
手術前
- 着替えをしていただきます。
- 点滴を行います。
- この間も絶食になります。
- 以下の注意点があります。
- メガネ、コンタクト、指輪、時計、義歯、ヘアピン、アクセサリー、マニキュアなどは外してください。
- お化粧はしないでください。
- 下肢静脈瘤のレーザー手術では術後に下肢に弾力包帯を巻きますので、ゆったりとした服装とくつでご来院ください。
手術後
- 検温、血圧測定を行います。
- 多汗症手術では帰室2時間後に胸部X線を撮ります。
- 手術後に病院から軽食をお出しています。その後に一回分の薬を服用していただきます。
- 夕食より普通食を召し上がっていただけるようになります。
3退院後
- 飲み薬を服用していただきます。
- 手術翌日よりシャワー、翌々日より入浴ができます。
- 激しい運動、喫煙は1週間控えてください。
4再来
- 疾患別になりますが、胸部X線検査、超音波検査、採血、検尿などを行います。
※上記流れは一般的なものです。患者様の状態によっては、多少変動する場合があります。
日帰り手術Q&A
手術当日に帰宅して、本当に大丈夫ですか?
2007年10月に開院以来、これまでに2万5千例以上の日帰り手術の実績があります。1990年代より痛みが少ない低侵襲の手術法や麻酔法が進歩し、日帰り手術は可能になりました。当院ではできるだけこの進歩に対応し、より新しい技術を導入するよう努めています。これからもスタッフ一同で日帰り手術に取り組んでまいります。
患者さまご自身が、日帰り手術について十分にご理解いただくことが治療のスタートです。状態に応じた適切な治療法に関するインフォームド・コンセントを行い、ご本人およびご家族の同意のもと、日帰り手術を決定します。
遠方の患者様では手術当日も福岡市内に滞在していただき、翌日診察後にご帰宅いただきます。通常は、術後1~2回は再来をお願いしていますが、遠方の患者さまの場合は、お電話で状態をご連絡頂くか、または必要に応じて院長または当院の専任コーディネーターによる電話訪問を行います。
帰宅後に、気分が悪くなったら、どうすれば良いのですか?
当院では24時間体制で、緊急電話連絡をお受けしています。痛みや発熱など、不安なことがあれば、いつでもご連絡ください。
日帰り手術のメリットは?
まず、患者さまのメリットは、入院のわずらわしさがなく、日常生活の延長線上で手術をお受けになれることです。多忙なビジネスマン、OL、自営業の方、小さなお子様やお年寄りを抱えた主婦の方々にとって、拘束時間を短縮できることが大きなメリットです。保険者(社会保険、国民健康保健)のメリットとして、入院費の医療費が削減される分、国が推し進める国民総医療保険料を抑えることが可能となります。クリニック側のメリットは、入院手術と同等の質の医療を、日帰り手術で提供することで、患者様に選んでいただけるクリニックを実現することができます。すなわち、患者様、保険者、医療サイドにメリットがあります。
実際に日帰り手術を受けるには、どうすれば良いのですか?
まずは、外来受診をしていただきます(原則として予約制です)。遠方から来院される方の場合、前もってご連絡いただければ、外来受診後の翌日に日帰り手術(当院から徒歩5分以内の提携ホテルに前泊・後泊)を行うことも可能です。
※痔疾患などで状態によっては日帰り手術の不適応な場合があります。したがって遠方の患者様でもまずは外来で診察をした後にその状態に応じた治療法を選択していただき、あらためて手術日をお決めになることをできるだけお勧めします。遠方の患者様では手術当日も福岡市内に滞在していただき、翌日診察後にご帰宅いただきます。福岡近郊の患者様は手術当日にご帰宅して、できるだけ早め(原則として術後1週間以内)に診察いたします。
日帰り手術で帰宅するのは不安で、入院したいのですが?
当院は原則として日帰り入院(1日入院:朝入院、夕方までに退院)となり1泊入院ではありません。手術当日の朝入院し、当日の夕方までに退院します。遠方の患者で様は、手術当日の夜にはホテルなどに1泊し、手術翌日の午前中に診察後に帰宅していただきます。基礎疾患や病気の程度により、術後に短期入院が必要なケースでは、手術後に関連病院に転院し、数日間入院していただくこともあります。
遠方から受診したいのですが、可能ですか?
当院は福岡市の中心、渡辺通に位置し、福岡空港や博多駅からも地下鉄やタクシーなどをご利用していただければ10~30分で来院できます。当院から徒歩5分以内にある提携ホテルなどに前泊・後泊してください(ホテルのご予約はご自身で行って頂くようお願いします。ご予約時に提携料金をご確認ください)。福岡までの往復が可能であれば、遠方の患者様でもまずは外来で診察をした後にその状態に応じた治療法を選択していただき、あらためて手術日をお決めになることをお勧めします。
遠方の患者様では手術当日も福岡市内に滞在していただき、翌日診察後にご帰宅いただきます。通常は、術後1~3回は再来をお願いしていますが、遠方の患者さまの場合は、お電話で状態をご連絡頂くか、または必要に応じて院長または当院の専任コーディネーターによる電話訪問を行います。
外来初診同日に手術を受けることは可能ですか?
外来初診は患者様の状態を診察し、手術をご希望されれば、術前検査と日帰り手術の流れを説明いたします。当院では安全管理を重視して、初診当日に手術を行うことはありません(肛門周囲膿瘍切開など同日に処置をする場こともあります)。遠方からご来院の患者様では何度も往復するのは大変ですので、通常は外来受診の翌日午前中に手術を行い、手術当日も1泊し翌日午前中に診察して帰宅していただきます。したがって福岡には初診、手術、翌日再来で合計2泊3日になります。手術前後は当院近くの提携ホテルなどに宿泊していただいています。手術後はお電話やメールで術後の状態を確認させていただければ、遠方の患者様の場合はそれ以後の再来の必要もありません。
手術後に、毎日消毒に通院する必要がありますか?
当院で行う手術は、術後に消毒などの創処置は必要ありません。きずが小さいのでカーゼなども必要ありません。早期にシャワー浴、入浴も可能です。
高齢者にも、日帰り手術は可能ですか?
特別な基礎疾患がなければ、日帰り手術は可能です。高齢者の場合は、入院により一過性の精神障害や認知症が進行することがあり、日常生活の延長としての日帰り手術のメリットは大きいと思われます。ただし、身の回りの世話をするご家族の方などの協力が不可欠です。おひとり暮らしの高齢者の方には、日帰り手術はお勧めできませんが、手術後の数日間だけでもご家族の方が付き添われたり、随時様子を伺っていただければ日帰り手術は可能と思われます。
手術当日に車の運転はできますか?
手術当日は車の運転はできません。公共交通機関をご利用ください。